高級魚として扱われる魚、スジアラ(アカジン)。
この記事ではスジアラの生態や釣り方、食べ方について、紹介していきたいと思います。
もくじ
スジアラ(アカジン)とは
ハタ科の魚で赤い色をベースに無数にある青い斑点が特徴の魚です。
個体によっては茶色っぽいスジアラもいます。
日本では沖縄県や鹿児島県、長崎県に生息し、それぞれの地域で高級魚として親しまれています。
とても美しい白身で食べると旨味がある魚で、沖縄県では沖縄三大高級魚の一つとなっています。
■沖縄三大高級魚
スジアラ(アカジン)、ハマダイ(アカマチ)、シロクラベラ(マクブ)
値段も高く
鮮魚店で1キロあたり、2,500円近くする高級魚です。
スーパーの刺身コーナーなどでは他の白身魚の2倍くらいします。
スジアラ(アカジン)が釣れるポイント・場所・時間帯
スジアラ(アカジン)は比較的深い場所に生息しているため、船釣りが基本です。
ですが、たまにショア(陸)からも釣れるアカジンもおり、沖縄では※イノーアカジンと呼ばれ、浅場にいたための日焼けからか、深場にいるアカジンより茶色っぽい色をしています。
※イノー=沖縄の方言でサンゴ礁に囲まれた浅い海
また、スジアラ(アカジン)は昼行性なのか、朝まづめ、夕まづめ、明るい時間帯の釣果が多いです。
夜の釣果はほとんど聞かないので、夜釣りよりも薄暗い時間帯、明るい時間帯に狙う方が釣果が上がりやすいです。
スジアラ(アカジン)の釣り方
泳がせ釣り
スジアラはハタ科の中でも割と大きくなる魚で、フィッシュイーターでもあるので、小魚を泳がせて釣る「泳がせ釣り」で釣ることができます。
かなり引きが強く、根に潜ろうとする魚なのでパワーファイトができる強いタックルがオススメです。
ルアー
スジアラ(アカジン)はルアーでも釣れる魚です。
フィッシュイーターなので、どんなルアーでも釣れやすいです。
比較的、底付近や岩などの根に隠れていることが多いので、底を探るルアーが良さそうです。
なんとオモックでの釣果もあります。笑
スジアラ(アカジン)が釣れるシーズン・時期
年間通して釣れる魚ですが、夏〜秋頃の少し肌寒くなってくる時期が釣果が良い印象です。
スジアラ(アカジン)の捌き方・美味しい食べ方・料理
▼スジアラ(アカジン)の捌き方を動画でチェック
動画のように、通常の三枚おろしで捌くことができます。
三枚おろしは人それぞれ、捌き方が異なるので、自身の捌きやすい方法で捌きましょう。
スジアラ(アカジン)は大きくなる魚なので、大きくて骨が切りにくい場合は下記のハサミがあると便利です。
また、スジアラはウロコが細かく硬いため、包丁で皮をすく「すき引き」という方法も有効です。
※上の動画の35秒あたりから
美味しい食べ方・料理
とても美味しい魚なので、刺身でも火を通した料理でも美味しく食べることができます。
綺麗な白身で、旨味が多いスジアラ(アカジン)の特徴です。
刺身
刺身は皮ありでも皮なしでも美味しく食べることができます。
皮つきのの場合は皮をお湯をかけて湯霜(ゆしも)にして食べると、皮の旨味も一緒に美味しく食べることができます。
蒸し物
美味しい魚なので、火を通しても美味しいです。
白身が綺麗で旨味も多いのでシンプルに塩胡椒だけの味付けで蒸すだけでも美味しいです。
物足りなければポン酢と一緒に食べるとさらに美味しくなりますよ。
味噌汁、吸い物など
上品な白身が特徴なので、味を余計につけて食べるより、素材そのものの味を生かすような食べ方がオススメです。
熟成
大きいスジアラは熟成させて旨味を引き出すことも可能です。
脂が乗っている(内臓脂肪が多い、包丁に脂がつく)場合は1週間くらい寝かせて食べてもいいかもしれませんね。
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まとめ
スジアラ(アカジン)は、、、
・ハタ科の魚で赤い色をベースに無数にある青い斑点が特徴の魚
・沖縄の三大高級魚で、とても美味しい魚
・餌釣りでもルアー釣りでも釣れる
興味がありましたら、是非『スジアラ(アカジン)』の釣りや料理を楽しんでくださいね。
あなたの楽しい釣りライフを応援しております。
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