根に潜られた時の対処法3選!これで魚が出ないなら諦める?

釣り人なら誰しもが通る道『根に潜られる』。
今回は根に潜られた時の対処法を紹介していきたいと思います。
高い確率で根から出す(はがす)ことができます。




根に潜られた時の対処法・3選


私自身、よくハタ系の魚を狙うことが多いのですが、ハタ系は根魚なので岩の隙間などに隠れていることが多いです。なので、捕食後もすぐに根に戻ろうします。やりとりの一瞬で根に潜ります。

今まで何回も根に潜られてきましたが、これから行う対処法をすることで、高い確率で根から出す(はがす)ことができます。

この対処法を知っているおかげで、根に潜られても以前ほどガッカリすることが少なくなり、落ち着いてやりとりができるようになったので、是非活用してみてください。


1.待つ

根に潜られたら、しばらく待つことで魚が根から出てくることがあります。
待つ際の注意点として、ラインを張らず緩ませずの状態を保つことが重要です。


ラインを張りすぎる→魚が警戒して根から出てこない
ラインを緩ませすぎる→魚が出ても気付かず対処が遅れ、また根に潜られる

という感じなので、張らず緩ませず、魚の反応を感じとりましょう。
ついでに、「緊張の糸」も張らず緩ませずの状態が良いと思います。笑


2.竿尻を叩く

竿尻を叩くことで魚が根から出てくることがあります。
上述した「1.待つ」の方法で数分待っても出てこない場合、この方法が有効です。


ロッドを持ってない方の手をじゃんけんのグーにして(パーでもチョキでも可)、竿尻をトントンと何回も叩きます。


するとその振動がラインに伝わり、ラインから魚に伝わります。魚はその振動が苦手なようで、動きだして根から出るという流れです。



竿尻をトントンしてすぐに出てくる場合もあれば、100回くらいやって出てくる場合もあります。
すぐに出てこなければ、叩き方を徐々に強めることで出てくる場合もあります。
※この辺りは経験を積むことで加減がわかってきます。竿が壊れない程度に竿尻を叩いて根魚をはがす経験をつんでいきましょう。

また、ラインに振動を与える「根掛かり外しの方法」(ギャング外しなど)でも、たまに魚が出てくることもあるので、根掛かりの外し方も併せてマスターしておきましょう。

根掛かりの外し方7選!対策、裏ワザから回収機を使う方法までを紹介

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3.ラインを手に持ち引っ張る

「1.待つ」「2.竿尻を叩く」のどちらでも出てこない場合、この方法を試してみてください。
魚を引っぱり出すイメージでラインを引っ張ります。
出てきたらラインを離してロッドでやり取りすると安全です。

<参考動画>

ただ、この方法はラインが切れることもあるので最終手段にしてください。


※大きい魚が掛かっている場合は行わないでください ラインで手を切る恐れがあります
※手袋や布、その他器具があればそちらを活用し直接ラインを掴まないでください




大前提「ドラグを締める」

ドラグを出されて根に潜られたら、すぐにドラグを締めましょう。
ドラグが緩いままだと、出てきてもまたドラグを出されて根に潜られるパターンになるので、ラインが切れない程度にドラグを締めて、根から出てきた瞬間パワーファイトしましょう。




すでに針を外されてる場合がある

以前、ウェーディングでルアー釣りをしていて、岩に潜られたことがありました。
ウェーディングで膝下くらいの水深だったので、そのままその岩まで行き様子を見に行ったら、「ルアーだけ外されて魚は居ないという状態」というのが何回かありました。

※根掛かりではなく、完全に魚の手応えを感じた後、潜られています。

どうやっているかはわかりませんが、魚が器用にルアーを外すこともあると思われます。
潜られている間、生命反応を全く感じなければ、根掛かり外しの方法にシフトしても良いのかもしれません。
(たまに根掛かり外しの方法で魚がでてくる場合もあります。笑)

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何をやっても出てこない場合

上記を試しても、まったく魚が根から出てこない場合、また、上記以外にもあなたが知っている方法で試しても出てこない場合は、ラインを切るしかありません。

切った後は魚がうまく針を外してくれていることを願います。
魚をかけたら是非キャッチしたいですね。




まとめ

釣りをしていれば、誰しもが通る道『根に潜られる』。

1.待つ
2.竿尻を叩く
3.ラインを手に持ち引っ張る

根に潜られた際は試してみてください。
あなたの釣果アップを応援しております。




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