釣り人なら誰しもが通る道『根掛かり』。
今回はそんな根掛かりの外し方を紹介していきたいと思います。
もくじ
根掛かりの外し方法・7選
待つ
クランクなどのルアーを止めると浮くタイプの場合、数秒待つことで浮いて外れます。
また、潮の流れで外れることもあります。(※逆に掛かる場合もあるので注意)
竿をあおる
竿を数回軽くおあると外れる場合があります。
強くあおりすぎると、ロッドが折れてしまったり、より強くフックなどが刺さり根掛かりが外れにくくなるので、注意してください。
ギャング外し
沖縄を中心に活躍する釣りYouTuber『宮城 梓(みやぎ あずさ)』さんによるギャング外し!
チャンネル名の『フィッシングギャング』からギャング外しの名前がついているのでしょう。
かなり役に立つ外し方です。
ギャング外しSTEP
STEP1.
ルアーが根掛かりする
STEP2.
キャスト時と同じようにラインを人差し指にかけ、ベールを返す
STEP3.
そのまま竿を少し立ててラインにテンションをかける
※ドラグが緩い場合はスプールも押さえてラインが出ないようにする
STEP4.
人差し指にかけてたラインは放し、ラインのテンションをゆるめる
STEP5.
ベールを戻し、ルアーを素早く持ち上げるイメージで竿を上にあおる
これでルアーが外れます。
1回で外れない場合、2,3回繰り返すと外れる場合もあります。
※この方法はルアーが岩などに掛かってしまった場合などに使えます
※ロープや布などの柔らかく外れにくいものに掛かってしまった場合はほぼ取れません
※ベイトリールではやりにくいです
秦拓馬外し
「秦拓馬外し」が正しいネーミングかわかりませんが、秦拓馬さんが動画で紹介していた方法です。
回収率高めなので覚えていて損はありません。
ベイトリールでもスピニングリールでも使えるのが、この根掛かり外しのメリットです。
初めてやる際は少し手が痛く感じるかもしれまません。(冬の場合は特に)
ですが、慣れてくるとてがコツはつかめてくるので練習していきましょう。
また、ギャング外しで取れない場合でもこの方法を試すとすんなり取れたりします。
外れる理論としては同じなのですが、不思議な感じです。
ただ、この方法は両手でラインを持つので、前述した「ギャング外し」程の手早さみたいなのはないので、「ギャング外し」(外れないなら)→「秦拓馬外し」みたいな流れが良いかもしれません。
※PEラインでやると少し手が痛いので切れないよう注意
立ち位置を変えてみる
根掛かりした場所から少し横や前に歩いて角度を変えることによって外すことができます。
立ち位置を変えたら、竿をあおったり、ギャング外しをもう一度トライしてみてください。
綱引き外し
竿とラインを一直線にして綱引きのような形でゆっくり後方に竿を下げて引っ張る。
ドラグが緩ければ、スプールを押さえるか、ドラグを締めてラインが出ないよう、張った状態を保ちましょう。
海藻などに掛かっている場合は、海藻がちぎれて外れることがあります。
引っ張るとズズッと動く感覚があるので、そのままゆっくりと同じテンションで後方に引っ張るとちぎれてくれます。
また、固いものに掛かっている場合は、針(フック)を伸ばして外すことができます。
※ただし、フックの強度が弱い場合に限ります。
コツとしては、ラインが切れないくらい強度でラインを張ることです。
ラインを切る時の方法と要領は同じなので、弱めの力から徐々に力をいれてきましょう。
いきなり力を入れるとラインブレイクします。
オモリを使う
六角オモリやナス型オモリ(10号くらい)とスナップを使って外す方法です。
とてもシンプルなので、まずは動画をご確認ください。
根掛かりしたらラインにスナップ付きのオモリを垂らし、ラインを滑らせてルアーまで到達させる。
すると、オモリがルアーに当たった衝撃で根掛かりが外れます。
外れない場合はロッドを少し動かしてみましょう。オモリとルアーを接触させるイメージで。
回収機を使う(ダイワ ルアーキャッチャー根掛かり回収機)
回収率を高めるツインアーム&ステンレスチェーン仕様で、フックに引っ掛けやすい
ボートや深場でも使用可能なヘビーウェイトタイプもラインアップで、用途によって使い分け可能
携帯に便利なロープ巻付きで、荷物の中で絡まない
本体素材:亜鉛
根掛かり対策
ラインを太くする
ラインを太くすることで、前述した『綱引き外し』の際にフックを伸ばして外せる確率が上がります。
底をとるときはオモリだけで試してみる
初めて行く場所はどういう地形が探るために、オモリだけで底を探ると、水深や、底は岩が多いとか、砂地などがわかります。
底がゴツゴツしすぎていると根掛かりが多いポイントになるので、臨機応変に攻めていくことが可能になるでしょう。
針(フック)の返しを潰す
釣り針の返し部分をペンチなどで潰したり、バーブレスブックを使うと根掛かりした際に外しやすくなります。
ただ、魚が掛かった際も外れやすくなり、バラしの確率も上がるのがデメリットです。
何をやっても外れない場合
何をやっても取れない場合もあるので、その場合は綱引き外しでラインが切れるまで後方に下がりましょう。
まとめ
釣りをしていれば、誰しもが経験する根掛かり。
水の中は基本見えないので、水中をイメージしてポイントを探ることも上達の一歩だと思います。
もしそれでも根がかってしまった場合は、ぜひ、今回の記事を参考に外し方を試してみてくださいね。
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