最大で全長2m・体重20kgも達するオオウナギ。
日本三大怪魚「アカメ」「イトウ」「ビワコオオナマズ」に次ぎ、四番目の怪魚とも呼ばれることもあります。
この記事ではオオウナギの生態や釣り方、食べ方について、紹介していきたいと思います。
もくじ
オオウナギとは
最大で全長2m・体重20kgになり、背中側は黄褐色の地に黒褐色のまだら模様があり、腹側は黄白色をしています。
奄美大島や沖縄などの暖かい地域に生息しています。
オオウナギが釣れるポイント・場所・時間帯
基本的には淡水域でよく見られます。
川の流れが緩い場所や湖、池、マングローブなどの場所で、岩の隙間や障害物、壁際などに隠れて生息しています。
また、基本的にどの時間帯でも釣れますが、夜行性なので夜の方が釣果が多いです。
オオウナギの釣り方
小魚や甲殻類などを食べますが、定番の釣り方は『コンビニのフライドチキン』や『生の鶏肉』を使った餌釣り、またはルアーで釣る方法があります。
打ち込み釣り(ぶっこみ釣り)
コンビニのフライドチキンや生の鶏肉を針につけて壁際や岩の近くなどオオウナギが身を隠せそうな場所に投げます。
しばらく放置していたり、投げる場所を変えたりするとアタリがあるので根に潜られないよう、やや強引にファイトするのがオススメです。
また、オオウナギが巣穴から出て餌を探していたりもするので、サイト(見ながら)でオオウナギを狙うこともできます。
ただ警戒心も強い方なので、こちらの存在に気付かれたり、誘い方に違和感がないようにしましょう。
大型になると、かなり引きが強いので、根ズレ防止の為にもラインは太めにした方が安心です。
▼オオウナギを餌(鶏肉)で釣る様子
【TACKLE DATA】
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ライン:PE4号
リーダー:ナイロン100lb
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ルアー
オオウナギはルアーでも釣れる魚です。
基本的に色々なルアーで釣れますが、根を攻めやすいワームがオススメです。
素早く動いて捕食するわけではないので、点で攻めれるようなルアーやスローに誘えるルアーがいいかもしれません。
以前オオウナギの目の前でスプーンをチョンチョンしてたら喰ってきたこともあります。
また、難易度は高そうですが、ジョイクロを使ってオオウナギを釣る方法も確立されています。
▼オオウナギをジョインテッドクロー148(ルアー)で釣る様子
釣りビジョンVOD
「釣りビジョンVOD」でも怪魚ハンターによるオオウナギを釣る番組があるので、「釣りビジョンVOD」を契約してる方はぜひチェックしてみてください。
「それ行け!珍魚ハンター」検索で出てきます。
オオウナギの生態
以前、テレビ番組「ダーウィンが来た」で放送されたオオウナギ特集。
オオウナギの生態がわかる内容で、かなり面白いです。
陸に上がってカニを捕食するシーンや、オオウナギの嗅覚を試すために遥か上流の餌の匂いを辿って川を登る様子もあります。
オオウナギが釣れるシーズン・時期
年間通して釣れる魚ですが、春夏秋くらいの時期が特に釣りやすい印象です。
また冬などは活性が下がっているので、かなり釣りにくくなる印象です。
オオウナギの捌き方・美味しい食べ方・料理
オオウナギは場所によっては天然記念物と指定されているため、その地域のルールに従ってください。
▼オオウナギの捌き方を動画でチェック
捌いてみた
実際、捌いてみると脂が多くて美味しそうな雰囲気はあります。
【閲覧注意】オオウナギの胃の中
胃がパンパンだったので中を開いて見てみると、、
結構大きいサイズの蟹が粉々になって入ってました。
一見、歯がなさそうなオオウナギですが、ザラザラの細かくて強そうな歯があります。
その歯で、捕食した獲物をすり潰したり砕いて捕食している感じです。
後は、一度フッキングできずに取られた餌(鳥モモ肉)が入ってました。
オオウナギは捌きづらいので、包丁だけでなく下記のハサミがあると便利です。
美味しい食べ方・料理
あまり食用には向かないと言われているオオウナギを調理してみました。
蒲焼き
ウナギといえば『蒲焼き』ということで、自家製タレや炭火などを使って本格的に『オオウナギの蒲焼き』を作ってみました。
一度、蒸してから仕上げにタレや炭火焼きで仕上げます。
見た目は良い感じになりましたが、食べると味はウナギの蒲焼きとは違う感じです。
脂身がしつこいというか、どこか魚臭さがあるというか、食べたことあるような、ないような味。。
蒸してはいますが、食感も少し硬めで食べ応えがありました。
また食べたいかというと、食べたくはないかもです。(手間と美味しさが比例しない)
唐揚げ
下調べだと鶏肉に近い味ということだったので、唐揚げにしてみました。
味を比べるために、鶏肉の唐揚げと一緒に。
確かに鶏肉に近い味、食感でしたが、噛んでいくと魚の味というか、魚臭さというか、ちょっと違和感はあります。
綺麗な渓流で釣ったのですが、少し臭みを感じます。(下処理が悪かったのか)
そして、鶏肉と食べる比べると、やっぱり慣れした親しんだ鶏肉の唐揚げの方が美味しいです。
蒲焼きよりは食べやすいです。
カレー
蒲焼きで余ったものをカレーに入れてみました。
蒲焼きでは少し硬めの食感でしたが、カレーに入れて少し煮たことにより、柔らかい食感に仕上がりました。
『ウナギカレー』というと贅沢で作る気はしませんが、『オオウナギカレー』なのでウナギ肉たっぷりです。笑
カレーのスパイスで誤魔化せて(?)一番食べやすかった気がします。
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まとめ
オオウナギは、、、
・最大で全長2m・体重20kgになる
・小魚や甲殻類が大好物の魚
・餌釣りでもルアー釣りでも釣れる
興味がありましたら、是非『オオウナギ』の釣りや料理を楽しんでくださいね。
あなたの楽しい釣りライフを応援しております。
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