ABUさんから発売された『アンバサダー2500c』。
人気の丸型リールですが、数十年前に発売されたリールなので、現在使うには機能がイマイチだったり、重量が重くて使いづらいです。
そこでAvail(アベイル)さんから発売されているアンバサダー2500c専用のカスタムパーツを購入してカスタムしてみました。
もくじ
カスタム前のアンバサダー2500c
こちらが今回カスタムする前の純正のアンバサダー2500cです。
中古で2万8,000円程で購入しました。
一番最初に、とりあえずスプールだけ交換しました。
このカスタムだけでしばらくは遊び、それなりに楽しむことはできましたが、やっぱり重量が重かったり、もうちょっといじってみたいなという思いになりました。
重量はラインを含めて約252g。
現行販売されているベイトフィネスリールと比べるとかなり重いです。
<参考ベイトフィネスリール重量>
SHIMANO
カルカッタコンクエスト BFS ⇒ 200g
アルデバラン BFS ⇒ 130g
スコーピオン BFS ⇒ 165g
DAIWA
アルファス AIR TW ⇒ 160g
STEEZ AIR TW ⇒ 135g
アルデバランBFSが130gなので、アンバサダー2500cと比べると120gくらいの差があります。
ほぼ「アルデバランBFS」2台分ですね。苦笑
飛距離アップなどの機能もアップさせつつ、軽量化もしていきましょう。
アンバサダー2500cをカスタムしてみた
今回はこちらのカスタムパーツを購入してみました。
アンバサダー2500cの軽量化と飛距離UPが目的です。
■メカニカルブレーキノブ
■コグホイール
■Eリング
■リテーナー
■アルミ製ハンドルナット
■スタードラグ
またロッドが赤っぽいので、ロッドに合うように、カラーはレッドをチョイスしました。
(他にも10色ほど展開されているのでお好みで好きなカラーを選べます。)
それぞれ紹介していきます。
メカニカルブレーキノブ
アンバサダー2500cの左のカップについている「メカニカルブレーキノブ」を回して交換していきます。
純正のメカニカルブレーキノブは約2.8g
Availのメカニカルブレーキノブは約1g
約1.7gの軽量化になります。
コグホイール
アンバサダー2500c左のカップを開けてコグホイールの交換をします。
Eリング
アンバサダー2500cの基本の状態はスプールシャフトにはベアリングなどは装着してませんが、スプールシャフトに移行するカスタムをします。
こちらのEリングはスプールシャフトにベアリング、コグホイールを移行して止めるためのものです。
(シルバーの小さなコグホイールの左にくっついてるのがEリングで、落ちないように止めるためのものです)
詳しくはこちらのページを参考にしてください。
https://avail.jp/v1/products/howto_25c_e.html
このカスタムによって、左のカップを開ける際に、小さなコグホイールと黒いパーツがバラバラになることがなくなったので嬉しいです。(上の写真はカスタム前の状態)
また、このカスタムをすると黒いパーツが不要になり、軽量化や飛距離アップが見込めるそうです。
リテーナー
ハンドル側のネジを外して、リテーナーを交換していきます。
純正のリテーナーは約1.1g
Availのリテーナーは約0.4g
約0.7gの軽量化になります。
こちらは、値段の割には軽量化はされないので、好きなカラーがあるならカラーチェンジくらいの感じで交換する方が良いですかね。
アルミ製ハンドルナット
リテーナーを外した後、ナットを六角レンチ(メガネレンチ)で外して交換していきます。
純正のハンドルナットは約2.4g
Availのハンドルナットは約0.7g
約4.6gの軽量化になります。
意外と純正のハンドルナットは重量感あります。
六角レンチ(メガネレンチ)で雑に開けると、ナットの角(レンチと接触する部分)のカラーが擦れてはがれてくるのでご注意ください。
スタードラグ
リテーナー、ハンドルナットを外したら、Eリング、ハンドルを外し、スタードラグを交換します。
純正のスタードラグは約15.5g
Availのスタードラグは約5.3g
約10.2gの軽量化になります。
こちらはかなりの軽量化になりました。-10gは大きいです。
ただ、ねじ山の噛み合わせがあるのか、Availのスタードラグを取り付ける際、純正より少し取り付けにくい(締めにくい)気がしました。(慣れれば問題ないです)
ハイスピードギヤ
2022年2月頃に新しく発売された、『ハイスピードギヤ Ambassadeur 1500C/2500C 右ハンドル用【Type2】』
売り切れ状態でなかなか手に入らなかったハイスピードギヤでしたが、やっと手に入りました。
前回のモデルより0.1だけギア比が上がり、ギア比は6.1:1(巻き上げ量57㎝ )になりました。
純正のギヤが4.7:1で巻き上げ量が43.9cmとかだったと思います。
実際釣りで使った感じ、巻きの釣りがかなり楽になりました。大満足です。
カスタム後
届いたパーツを全て交換してみました。
重量は約237g。
スプールを交換しただけのアンバサダー2500cが約252gだったので約15gの軽量化になりました。
目指せ200g!
まだもう少しカスタムしたい箇所があるので、カスタムしたらまたこちらの記事に追加していきたいと思います。
アンバサダー2500cのカスタムをしてみて
アンバサダーのカスタムは純粋の楽しいです。
軽量化&飛距離アップ&自分好みへカラーチェンジができるので、カスタムしている時も楽しいですし、カスタムした後の次の釣行が待ち遠しく、釣行も楽しくなります。
ただ、結構お金がかかるので、好きな範囲でカスタムするのが良いですね。
AbuGarciaの公式ページ
http://www.purefishing.jp/abugarcia/
Availの公式ページ
まとめ
アンバサダー2500cのカスタムは、、、
・軽量化&飛距離アップ&カラーチェンジができる
・色々なパーツがあってカスタムが楽しい
・結構お金がかかる(笑)
興味がありましたら、是非『アンバサダー2500cのカスタム』してみてくださいね。
ハマります。
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