九州南部や沖縄で釣れる魚、『ゴマフエダイ』の釣り方を紹介していきます。
パワーがあり、引きの強い魚なので、ターゲットとして狙った釣りも面白いと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。
もくじ
ゴマフエダイとは
全長70cmほどになる魚で、熱帯や亜熱帯地域に生息しています。
別名、アカシビ、セボラ、カースビー、マングローブジャックなどとも呼ばれています。
ゴマフエダイが釣れるポイント・場所
全長50cmくらいまでは河口や汽水域に生息しているため、そのあたりがポイントになります。
ゴマフエダイが釣れるシーズン・時期
年中釣れる魚ですが、ベストシーズンは6月〜10月の暖かい時期になります。
ゴマフエダイが釣れる時間帯
基本的にどの時間でも釣れるが、他の魚同様、朝まづめ(日の出1時間前後)、夕まづめ(日の入り1時間前後)の釣果が高くなります。
また大型のサイズは夜間の方が釣れやい印象です。
ルアーでの釣り方【フィッシングギャング/宮城梓】
沖縄で釣りYoutuberとして活躍されている『フィッシングギャング/宮城梓』さんによる、とてもわかりやすい、ゴマフエダイを釣る動画です。
ぜひ、イメージトレーニングしてみて下さい。
ゴマフエダイの釣り方
肉食性で小魚・甲殻類・昆虫類・多毛類・頭足類など小動物を幅広く捕食する魚で、ルアーでもエサでも釣ることができます。
カニ
エサ釣りなら『岩ガニ』などの小さなカニがオススメです。
ワーム
小さいサイズのゴマフエダイ。
ゴマフエダイは好奇心も旺盛なので、色んなルアーで釣れます。
カニで釣れる他の魚
チヌ(クロダイ)のワームでの釣り方!チニングに最適のワームと裏ワザ
ゴマフエダイとバラフエダイ(アカナー)の見分け方!シガテラを回避する
ゴマフエダイ
出典:https://zukan.com/fish/internal98
バラフエダイ
https://zukan.com/fish/internal493
かなり似ている『ゴマフエダイ』と『バラフエダイ』。
簡単な見分け方は尾びれです。
ゴマフエダイは、尾びれの先端がまっすぐになっており、
バラフエダイは、くびれていてV字型のようになっています。
バラフエダイは食べるとシガテラ中毒になる危険性があります。
※すべての個体でシガテラ食中毒になるわけではありません
シガテラとは
シガテラの原因はシガドキシンを産生する藻類が原因です。
↓
その藻類を魚類やウニ、カニなどが食べる
↓
その魚類やウニ、カニをバラフエダイなどの肉食性の魚がそれらを捕食する
↓
その魚を人間が食べる
この食物連鎖の流れでシガテラ食中毒になります。
シガテラの症状
シガドキシンを多量に含む魚を食べた後、数時間から24時間程度でシガテラ中毒を発症します。
症状の種類は、
下痢、吐き気、嘔吐などの消化器管系
手足のしびれや関節痛、筋肉痛、だるさなどの神経系
血圧低下などの循環系
これらのような異変が見られます。
シガテラを回避する方法
シガドキシンは熱に強く、加熱しても壊れず、冷凍しても壊れないと言われています。
そのため、生、焼く、煮るなどの、ほとんどの料理に適さないので食べないことが、シガテラ食中毒を回避する方法になります。
食べるとシガテラ中毒にかかる可能性のある魚
オニカマスもシガテラ中毒になる可能性があります
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まとめ
・ゴマフエダイは河口や汽水域でよく釣れる
・ゴマフエダイは『まづめ』『夜』によく釣れる
・ゴマフエダイは肉食性なので、ルアーやカニで釣れる
引きが強いので、ファイト中も楽しめるゴマフエダイ。
白身の魚で味も美味しいのですが、ゴマフエダイも過去にシガテラ中毒の報告があるそうです。
※バラフエダイほどではないですが、大型になるほどシガテラの可能性は高くなるみたいです。
私が釣って食べたゴマフエダイは問題なかったのですが、食べる際は注意して自己責任で食べてくださいね。
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